FC2カウンター ロンドンの梅干 でかした! ナス親父! 

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2006-02-27

でかした! ナス親父! 

ポポ一家がインドに向けて旅立ったのは昨日、土曜日のことの。

インド人といえば旅立ちのとき、親戚一同で見送るのが一般的。




従兄弟の車にて空港までやってきたナス両親。

見送りの後、同じ従兄弟に送ってもらうつもりだったが
彼らの急な予定変更により、自分達で足を捜さなくてはならなくなってしまった。

バスでも帰れるのだが、家にお客がいたこともあり、
黒タクシー(ライセンスを持ってる)で帰ることにしたナス両親。


運転手に行き先を伝えたとたん、運転拒否をされたというではないか。



なぜなら空港とナス実家は目と鼻の先。
普通、空港からタクシーに乗る客というのは街中のホテルまで
乗るというのがお決まり。

要するに、ナスの実家のように近い所まで運転しても
金にならないというわけだ。


それでも黒タクシーと交渉を続けるナス父。

3人か4人目に運転拒否された際、その運転手が失礼な言葉を吐き出した。



そこでナス父。

「運転拒否をするのと、そういった言葉を使うのは別ではないか。
それも女性(ナス母)の前で。何とはしたない。」


英国人以上に紳士的コメント。

それを言われた生粋(と思われる)英国人運転手は自らの過ちに謝罪をし、
ナス実家までの運転をすることを承諾した。


ところが、一旦車を出すと、実家へ最短の国道へ向かわず、車は高速へと向かう。


気がついたナス父がそれを指摘すると




運転手 「この時間は国道が混むから高速のほうが早い」


という。


納得しないながらも口をつぐむナス父。



ところが高速を降りた後もとんでもない迂回をする運転手。


ナス父 「なんでこんなところを通過するんだ?」


運転手 「この道が正しいからだよ。」




皆さん、わかる?


この運転手が何をしようとしているか。


空港近辺であるナスのホームタウンはその交通の不便さから
住人の殆どが車を所有している。


だから車で5分の空港で黒タクシーを乗る時点で



「地元の人間じゃない」= 「いいカモ」



と思われてしまったのだ。


メーターは既に40ポンド(約8千円)を回っている。
普通なら15ポンド(3千円)もしない距離。
それも空港-実家間からずいぶんはなれば場所に連れてこられてしまった。
そこから実家まで向かったら最終的に100ポンド(2万円)は間違いない。


運転手の思惑に気がついたナス父。

怒鳴ったり騒いだところでどうにもならない。


下手したら



「女性の前であるべからず態度」


とさっきのセリフをそのまま言い返されてしまう。



そこでナス父。


「そうか。これが正しい道順だ主張するのだな。よくわかった。
地元の人間として異議を唱えたいが、プロの黒タクシー運転手である君が
ベストの道順を選んだというから、これは延々とした言い争いになることは間違いないだろう。

ここはどうだ、警察に入ってもらうのが一番ではないかな?
このドアの脇に書いてあるのが君の免許書番号なだな。フムフム。」

と番号を控えるフリをするナス父に震え上がった運転手。

急に態度を変え

「この近辺に慣れていないので間違った」

事を謝罪し

メーターを止め、ナス実家まで12ポンド(2400円)で送るという。



が、ここはナス父。

生まれ持った才能、というかインド人ぶりを大発揮。



『紳士的』な交渉の結果、一旦ナス両親を家まで送った後
家に居る客を送って12ポンドということで交渉成立。



これ、半分ハイヤー状態なんですけど…。


2400円で友達の足まで都合つけちゃうナス親父。


外国人を餌食にしようとする人間に対し、スマートかつ
賢く立ち回り、最終的に自分の思うとおりに事を運んでしまった。


同じ移民1世として私は大喝采を送りたい。



あっぱれ! ナス父!






梅干














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comment

管理者にだけメッセージを送る

偉いナスパパ!立派だねぇ。

影の黒魔術師にしておくにはもったいなぁ。

すごーいい

私も今度六本木から調布まで帰る時にその手を使わせてもらうわ。

「ほ~、8000円もかかるとは、調布は東京じゃないって事かねぇ。高速より甲州街道の方が早いと思うが多分私の勘違いかねぇ~」

よっちゃんへ

黒魔術よりれっきとした技術だと思うよ。値段交渉って。
親父、そういうところで光る何かがある人なんだよね。
いろんな意味で面白い人だよ。いつか一緒に酒を飲みたいが
彼らの文化上、それはやらせてもらえないらしい。
そのためにも結婚式するか!? 

味噌さんへ

っつーか六本木からは246を走らないか?
すでにボられてるって君。

ナス父立派だわ!そして内容と関係ないけど、我が家の大事件?特に働く気も無いのに保育園の入園許可がおりてしまいました。預けるにはもちろん母親の就労が必要。そして二人分の保育料はかなり高額。って事は赤字にならないように私が働かなくては!二人のお世話に家事に仕事、心の準備もないまま出来るかなぁ~。それ以前に仕事見つかるかなぁ…。

パセリちゃん

私の保育園の制服、黄色い帽子に水色のスモックだったような。それとも黄色いのはかばんだったかな。
双子入園決定おめでとう、、、、。がんばって働いてください。

次回はミニキャブを使うというのはどうでしょう。イモ君いわくブラックキャブドライバーはヒースローで客待ちをする際リンクフィー一律5ポンド払わなきゃいけないそうです。だから近場はいやがるのだそうな。

ぱせりさんへ

意外な展開! でも仕事は問題なく見つかると思うよ。
いざ仕事を探そうとしても保育園が見つからなきゃ困ってただろうし、こういう予想外の発展がある時は、それにあわせて動くのが一番なのかも。双子と別れるのが辛くて泣いたりしないよーに。
(泣くほうに1000円!)

モモさんへ

っていうか見送りが終わるまで、ナス両親は帰りのliftがあると信じていたからね。急に足がなくなってしまったのさ。バスで帰っても良かったんだけど、バス停まで歩くのも面倒だし(remember dad has got a bad leg) 黒タクシーをつかまえるのがこんなに難しいなんて知らなかったんだよ。普段はナス母なりナスが運転してるから。滅多に無いことだから。
プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

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