FC2カウンター ロンドンの梅干 新しい上司によって浮き彫りになった同僚たちの性格

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2006-01-18

新しい上司によって浮き彫りになった同僚たちの性格

2.5

・・・増えてるんですけど・・・

ま、それはいいとして(?)昨夜、新しい上司を
囲う為、部で食事に出かけた。
そう、『あの』上司は一身上の都合より現在休職中。
今のところ有給休暇を最大限につかって2月半ばに
戻るということになっている。

が、その雲行きが怪しい為、その上司の上司である
K氏がドイツからやってきて組織変えの可能性について
我々とミーティングをしに来た、というわけ。

とまぁ長い前置きはここらへんにして
新しい上司to beのK氏。

見た目の通りのジェントルマン。(であると信じたい)
向かいに座った私との世間話にも軽く応じてくれた。

が、タイトルにあるように、私の興味の対象は
K氏ではなく、K氏という新しい人員に対しての
同僚二人の反応。


それというのも… 私とユニットを組んでいるN。
(注:ギター片手に歌う系ユニットではない)

昨日の日記に書いたとおり、気は合わないが
それなりに私とうまくやろうと努力をしてくれている。

しかし、こいつのアピールが・・・

もう嫌らしいのなんの。


まずレストランまでの道のりをNのお父さんの車で
移動したのだが、その車が『ベンツ』。
クラスは見なかったがAでないことは確か。
あ、それくらい誰でもわかるって?

それで会社から目的地まで彼のナレーションが入るのだが

N 「ここはスミスフィールドマーケットと言って
日中、肉の市場が立つんです。ですが立地のよさから
シティーで働く弁護士が住むようになったんです。

そのせいでこの街は昼間は肉屋がごった返し、
夜は高給取りの寝床になるという2面性を持つように
なったんです。」


K氏 「ほほーー。I see。」


N 「それで高給取りである住民をターゲットにした
お洒落なレストランやバーが近年急激に増えたんです。
それで僕の友達は弁護士が多いので
しょっちゅうこの辺に来るんです。
いまから行く店も僕の仲間内が好きな店の一つです。
あ、いま左手に見えたのはミシェラン1つ星の店ですよ。」


K氏 「おー、I see Isee。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


K氏 「N。君はロンドンに詳しいな。
生まれはロンドンなのか?」


N,待ってました!といわんばかりに


N 「ケニアです。」


K氏 「ケニア?これはまた変ってるな。(Nは白人)
ご両親はまたなんでそんなところにいらっしゃったんだ?」


N 「父は当時 化学品会社の社長をしていてナイロビに赴任中でした。
○○○という会社をご存知ですか。
そこのケニア支社の社長をしていました。」


K氏 「そうなのか。I see。」


N 「ですが僕が生まれてすぐにクーデターがあり
一家で引き上げてきたのです。
その後、父はパリ勤務になりました。

あ、でも僕はその頃既に全寮制の学校に通っていたので
パリには行きませんでしたが。」


K氏 「えっ! 全寮制? I see I see。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

K氏 「そういえば君、先週まで休暇でインドに
行っていたんだって?
僕も出張で6回ほど行った事があるけれど
君はインドをどう思ったかね?」


N 「もう二度と行きたくないですね。あんな国。
不衛生で秩序が無く、混沌としかいいようが無いです。」


K氏 「…そうか。僕は力のみなぎった、将来性のある
すばらしい国だと思ったがね。」


N 「あ、いや僕もそういう面は非常にすばらしいと
思っています。経済的に中国と並んで発展する国でしょう。
ただ僕は休暇先としてはあまりにもストレスフルに
思えるのです。せっかくの休暇にあまり衛生面、
特に食事に気を使うのはいやですからね。
あ、僕、カレーが一切食べられないんです。」

K氏 「I see。それなのに何でまたインドなんかに行ったんだ?」

N 「僕の彼女のご両親が大のインド好きで
インドに家を建てるんですよ。
だからその前に我々もインドに行ってみないか
という話になったんです。」


コテコテのてんこ盛りのご自慢話もここまでいくと凄い。
ナスの親戚のおばさん達と張り合えるんじゃないか。
カレー食えない振りする皮被ったインド人か、君?

つーか新しい上司に金持ちの息子とであることを
主張してなんの得になるのだろうか。

確かに「いいところのお坊ちゃん」という印象は
日系大手企業のお偉いさんに受けはいいと思うが
彼らだって、ただの人のいいおっさんじゃない。

営業として、そして企業人としてダメだった場合
評価は『ダメ』に終わってしまうのだ。

が、彼の性格上、というか英国人的というのだうか。
自分の出身階級を相手に知らせることにNはかなり
重きを置いているのだ。

そしてそれをしないことにはきっと気が済まないのだろう。

「オレはいい所の坊ちゃんなんだぜー」
と一発叫ばないと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんなあるまじきベタベタ自慢話が展開される中
もう一人の同僚Jは何をしていたかというと…

終始沈黙。


それじゃJには自慢する事が無いか、というと全く違う。

香港移民の2世である彼は中華料理店の長男。

でも家は継がずトップレベルの大学で専門分野の
PhDを持っている。

妹さんは英国最大大手の弁護士事務所に勤める弁護士。

移民2世の手本となる一家なのだ。

親の七光りと金で遊んでいるNとは全然違う。


研究者タイプの彼はまるで観察をするかのように
最後までしずかーに座っていたのだった。
時々、会話に参加することを除いては。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、二人の対照的な性格が浮き彫りになった夜。

Nとは絶対気が合わない事が再確認され
Jの『みざる、聞かざる、言わざる』的対処に
感心した私なのだが


ひとつだけ、Jに聞いてみたい事がある。






「君からみたNってどうよ?」







・・・・き、聞けないっ・・・・



梅干
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comment

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この話すごい興味深い。私の知り合いでちょっとUpperな人も数人、やはり会話の中に自慢の数々(俺って実は貴族だぜ風味)をちりばめるのが好きで、英国人のそういう人らって、そういう風に話す教育でも受けとんか?!という結論になったことを思い出した。こんどNに聞いといて~。(聞けんか。)

逆に日本人でそれやる人って、ほんとは元貧乏とかな人が多くない?お国柄の違いからくる教育の違いなのかなんなのか。。。

Jet Airさんへ

uppper middle classの人たちにありがちな現象とみております。
middle classくらいだと会話でお互いの階級を探りあう程度でしょ。本当のupper classになるとどうなるんだろ? 世界が狭いから名前だけでわかるんじゃない? Lordだれだれの息子だ、とか。
縁が無いだけに全くわからない世界だわ。

プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

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