FC2カウンター ロンドンの梅干 ナスとの出会い ~その5~

--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006-12-04

ナスとの出会い ~その5~


『泊まらせて事件』があってから、定期的に会うようになった
ナスと私。


私としてはかなり長い時間をかけ、ナスが交際相手として
ふさわしいか吟味した後、晴れて交際をスタートさせた。



要するにやるのに時間かけたってことだ。

晴れて、と言っても私の要望で会社に交際を隠していた。

当時勤めていた会社に非常に性質の悪い噂を立てる人たちがいて
独身の私に近寄ってきては

「彼氏できた?」

と詮索し、私の着る物を影で批評したり、住む場所や家の大きさから
収入なども推測していたというから、本当に呆れる。

ともかくそんな輩にせっかくの楽しい交際を邪魔されたくなかったので
会社では全くの他人のフリをしていた。

といってもそれぞれ別のビルで勤めていたのでバッタリ会う
ということは滅多になかったのだが

朝、私の家から出勤する時もそれぞれの車。
仕事帰りに、どこかで飲むのも2台の車で移動と
かなり不経済であったが、隠している事さえも、

いや隠している事自体が楽しい時期だった。


そんな時、同じ課の営業の男性がいきなり食事に誘ってきた。

適当に断ると

「彼氏いないならいいじゃないか。」

「飲むくらいいいだろ。」

「家まで迎えに行くから住所教えて。」

とこれまたナス同様、普段からは考えられないほど強引になった。
実は彼氏がいるんです、とも、大体あんた好みじゃないんだよ!とも
言えず困った私。

ついナスにそれをこぼすと

ナス 「なんではっきり断らないんだよ。」


梅干 「だから彼氏がいるなんて言っちゃった時には
噂好きなやつらの餌食になるだけだし、はっきりアンタとは
飲みに行きたくない、とも言えないよ。」

ナス 「・・・・・・・・・。」


梅干 「大丈夫、適当に誤魔化すから。」


ナス 「・・・・・・・・・・。」


すると数日後、ナスからお呼び出しがあり指定された店に顔を出すと
いつになく真顔のナス。

暗い顔で何を言い出すかと思うと

ナス 「この間、君が飲みに誘われて適当に誤魔化すって言ってた件だけど・・・・・
あれ、俺としては全然納得いかない。」


梅干 「はぁ。」

ナス 「それで友達に相談したら・・・・・」

梅干 「・・・したら?」

ナス 「そんな女、別れろ!って言われたんだよ・・・・。」

梅干 「そう・・・・」

ナス 「・・・・って言われたんだよ・・・・・・。」

梅干 「わかった。しばらく会うのやめよう。」


すると

ナス 「NO!!!!!」


って、君が別れたいようなこと言ったんじゃん?


梅干 「じゃ、どうしたいの?」

ナス 「わかんない。 だって距離を置いたらその後別れるに決まってるよ。」

梅干 「そんなのわからないし、第一別れたいんじゃないの、君?」

ナス 「・・・・だから、それは友達が言ってたんであって
別に俺がしたいわけじゃ・・・・・・。」

梅干 「結局君はどうしたいのかわからないんだよね?
じゃ、しばらく会わないでいようよ。そうしたらどうしたいのか
見えてくるでしょ。」


ナス 「NO!!!!!!!」


・・・・・・だからどうしたいんだよ・・・・・・・


ナス 「今まで付き合ってた相手に距離を置こう、と言ってそのまま別れてきた。
でも君とは別れたくない。だから距離も置きたくないし
しばらく会えないのも我慢できない。」


・・・・・またしてもなんだかよくわからない・・・・・

梅干 「誘いにきちんと断らなかったことは謝ります。
(っていうかナスに話すこと自体間違ってた。若かったな、私・・・)
でもって君が距離を置きたくないなら、いままでどおり付き合っていこう。」

ナス 「本当? 本当だよね?このことで俺達、ヘンに距離できたりしてないよな?」

梅干 「大丈夫。全然気にしてないよ。」

ナス 「じゃ、仕切りなおしに飯食いに行こう!俺のおごり!」


彼的には私がそう言う役回りになるうはずだったんだろうが
どこかでさかさまになってしまった。


その夜、始めて私は車を駐車場に残し、ナスの車に便乗。
一緒に家に帰り、翌朝駐車場まで送ってもらうために。

男としてちょっとプライドが傷ついたナスに償いの気持ちと

「頼りにしてるよ。」

という気持ちを込めて。


****************************


始めて一つハードルを越えて落ち着いた頃。

上司から呼ばれ、会議室に入ると私が担当していた業務が
別の課に移ることになったので、それに応じ翌月からその課に
異動になることを説明された。

異動に異存はないのでその場で雇用契約書に署名。

早速その日にナスに報告すると

ナス「じゃ俺たち同じビルで働くことになるんだな。」

    そ、そうだ! 気が付かなかった・・・・

梅干 「でも働いてる階が違うし、そんなに会わないでしょ。
まぁいままでどおり知らん顔続行だね。」



ナス 「・・・・・・・・・。」


梅干 「駐車場でも会いそうだよね。」


ナス 「・・・・・・・・・。」



なにかお気に召さない様子のナス。

しばらくすると


ナス 「バッタリ会う頻度は結構高いと思う。
ずっと知らん顔できる自信ない。」

そして

ナス 「俺と付き合ってることそんなに隠したいの?
俺は俺たち付き合ってるって会社中に叫びたいよ。」



  
    君、 年上女専用のプロ??????
    ・・・・・可愛すぎる・・・・・・


・・・・・書いてて思うのだが、こういう私の感覚は狂ってるのだろうか?
ともかく、あまりの可愛さにノーと言えなくなったが
その反面、「会社に知られたくない」 という
気持でかなり迷った。


しかし、あまり悩んでる姿を見せるのも失礼、と

梅干 「じゃ、隠すのやめよう。」


とその場で即答。


それからあからさまに交際を宣伝はしなかったが
隠れて付き合うことは辞めた。

ナスの言うとおり狭いビルでばったり会うことも多いし
駐車場で会うこともあった。

そのうち自然に同じ車に乗って帰って、同じ車で
一緒に出社し、一緒にお昼に行ったりするようになり
付き合っていることを周りから認識されていった。

噂好きから色々詮索もされたがそれほど気にならなかった。
気にしてる暇がなかった。

ナスとの交際が楽しくてそれどころじゃなかったから。
それに意外に私たちの交際を喜んでくれる人たちも多かった。

そうやって私たちは会社おおやけの仲となり、一緒に家を購入。
現在の同棲生活に至ったのである。


お・し・ま・い


梅干

スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

超可愛らしい~。

erinaさんへ

え?それは本気で言ってます?
過去でなおかつ当時23歳だったから許せるけど
28歳の今やられたら、かなり引くかも?
いや、わからん。やっぱり喜んでるかも!

世界中に愛を叫びたい気分だったんでしょうか。
でも、やっぱり可愛いですよ。

erinaさんへ

でもシャイだから叫べないタイプです。

可愛いね~。

大人な梅干さんに子供なナスくん。
面白いな~w
ナスくん、まわりの言葉にも惑わされながら
自分の気持ちを貫き通す!いい子です^^
私は私の方が年上だったけど、
付き合いが楽しくて舞い上がってたのは私の方だったw
周りに迷惑もかけちゃったな~^^:
今思えば恥ずかしいわw

しーちゃんへ


回りに迷惑かけるほどの恋愛って・・・・聞きたい!!!!

今度、旦那さんとの出会いをしーちゃんのブログで綴ってください!
プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
カレンダー(月別)
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。