FC2カウンター ロンドンの梅干 ナスとの出会い ~その4~

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2006-11-30

ナスとの出会い ~その4~

「すぐ行くから」


と言ってからナスが我が家に到着したのは
その約2時間後。

時計は10時をまわりかけていた。
ドアのベルが鳴って開けると、そこには初めて見る
私服姿のナスがいた。

なかなか悪くない格好。


ナス 「いや~ 君んちがなかなか見つからなくって。
遅くなってゴメン。」


梅干 「見つからないって、地図見なかったの?」

ナス 「地図持ってないから。」


道の名前で検索できる『A TO Z』という地図があり
ロンドンに住む人は全員もっていると思っていたが

ここにいたか ! 
持ってない一名が!

ともかくナスを家の中に入れ、居間に通す。


ナス 「はい。これお土産。」


と言って差し出したのは ・・・・・・ カレー。

こんな時間にカレー持って来られても困るんですけど!!!!


梅干 「晩御飯食べたって言ったよね・・・・。」

ナス 「君がよく行くって言うカレー屋のラムカレーとほうれん草カレー。
まぁ酒の肴に食ってくれよ。はい、ワイン。」


・・・・・・・・ありがとさん・・・。


ということでナスが買って来たワインで乾杯。

つまみにカレーを食べながら(結局食った)にナスに
「話したい色々なこと」を尋ねると


ナス 「あ~ あれ。 カナダ人の従兄弟が来て美術館にいったんだけど
すんげーつまんなかったんだよ。Tate Modern Museumにいったことある?
あそこ滅茶苦茶つまんねーよな。」


梅干 「・・・・あそこ私のお気に入りなんだよね。」


ナス 「・・・・・えっ?」

   ・・・・・・・・・・。


梅干 「他に週末なにしたの?」


ナス 「う~んそれくらいかな。」


色々っていうくらいだから他に何かあるんだろうと思いきや


ナス 「ま~そんなもんか、俺の近況報告。」


ものの1分で終わった 「色々」な話。

そんなの電話でもよかったじゃん!

下心疑惑は強まる一方。
私は構える体制に入った。

適当に世間話をしながらも彼の小さな動きさえも見逃さないよう
監視の目を走らせる私は、ナス後日談によると

「笑いながらも目だけが鋭く光っていた。」

そうだ。

私の警戒心を読み取ったナスは終始紳士的。


話すうちにナス持参のワインが空き、私が出したワインが
半分くらいになった頃、時計は夜中12時を廻っていた。


梅干 「ねえ明日会社あるし君んちまで30分位する
だろうからそろそろ帰れば?」


ナス 「そうだね。」


と言ったまま席を立たないナス。


さらに30分が経過し


梅干 「もう12時半だよ。」

ナス 「実は俺、この間家の鍵を無くしちゃってさ。
多分弟がまだ起きてるからドア開けてくれるだろうけど
寝静まってたらドアベルで家族を起こすことになるんだよね。
なんか嫌だなー。」

梅干 「じゃ弟の携帯鳴らせば?」

ナス 「弟、クマみたいなやつだから一度眠りに入ると
なかなか起きないんだよ。」


後日、弟は眠りの深さだけでなく、見かけもクマそのものとわかるのだが

梅干 「じゃそのときはうちのソファーで寝かしてあげるよ。」


ナス 「ありがとう。」


しかし、それからもなかなか席を立たず
結局ナスが出て行ったのは夜中1時半近く。


楽しかったが疲れた。
明日も会社だしさっさと寝ようと支度をし始めると。


ナスから電話が!


うち出てまだ5分もしないのに何?


梅干 「どうしたの?まだ家には着いてないでしょ」

ナス 「うん。まだ君んちでて角のところなんだけど。」


梅干 「え、まさか帰り道がわからないとか? 
地図貸してあげようか?」


ナス 「・・・・いや・・・・。」

梅干 「どうしたの? 道にわからないなら説明するよ。」

ナス 「・・・・・いや、 あの・・・泊めてもらえないかな、と思って・・・・・」


?!?!?! はぁあああぁ !?!?!?!


下心ありありだったんじゃん! コイツ!!!!


当然泊まらせるつもりはなかったし、仮に泊まらせることに
なっても、ここでヘンな事になったら

「あいつ、リタ(店の名前)のカレー2人前で落ちたぜ。」


なんて言われるに間違いなし!!!!
(それも会社内で)


その一方、一生懸命下心を隠して置きならが最後まで
隠し切れない若さに 『可愛い』と感じたのも正直なところ。(変?)


梅干 「そういうつもりなら泊めない。
でも家の中に入れなかったら泊めてあげる。
ただし別の部屋ね。」


ナス 「ありがとう。おやすみ。」


梅干 「おやすみ。」


結局その晩ナスから電話はなかった。



~続く~

梅干

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comment

管理者にだけメッセージを送る

育児の間に読む梅干さんの日記で、しばしの休憩楽しく過ごさせてもらってます。出会いその1&2あたりは実況で聞いたけど、3&4は初耳。早く続きを聞きたい~。週末会えるの楽しみにしてます。

たこやきさんへ

忙しい中書き込みありがとう~。
週末はナスネタ以上にジューシーなネタで
盛り上がること間違いなし!
電車に乗り遅れないようくれぐれも気をつけます。

びっくりだー。

erinaさんへ


でしょでしょ。
大人しい青年 →電話で強引 → うちでは紳士 →いきなりコレ!

てゆうか、よー覚えてるなあ~~すごいっ!
私なんてクマとの初デートでどこ行ったかも、初めての晩がどのようにそういう流れになったのかも、何にも覚えてない。。。

そういやI looked into his eyes, not around the eyes...クマはKenny Craigだったのかっ!?

Jet Airさんへ

催眠デートがこうじて催眠結婚?!?!
しかし、実は催眠にかかってるフリしてかかってなかったってやつ?

ナスさんが最初に梅干さんに感じた印象はどうだったんですか?ひとめぼれ?

erinaさんへ

一目ぼれです。(照)
普通、日本人女性は社内で誰にでもニコニコするのに対し、
ナスを全く無視して仕事していたのがよかったそうです。
(それもよくわからんけど)

いいなぁ~~~~。のろけだ~。

erinaさんへ

たまにはね。v-305
いつも辛辣なことばかり書いてるので。
書きながら当時の気持ちを思い出したりしてます。
それに時間がかかって、続きが止まってる次第です。
プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

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