FC2カウンター ロンドンの梅干 帰ってしまった客人

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2006-07-21

帰ってしまった客人




7月4日から来ていたアメリカの元ホストファミリー母子。


ついに今日帰ってしまった。



彼女達がロンドンに到着したとき、ナスと私は
別れたての冷え冷えな状態であったけれど
客人が居辛くならない様に別れたことは言わずに
普通に装うよう努めるということで同意していた。


よく考えれば彼女達は私の客。
それなのに彼女達を気遣って自分の感情を押し殺してくれた
ナスに感謝しなくてはならない。


8年ぶりにあうホストマザーと2年ぶりのホストシスター。
二人が空港の到着ゲートから出てきたとき、嬉しさと同時に
この3週間、「普通のカップル」という演技を狭い家に
客を抱えるというストレスとプレッシャーの元に演じきれるか
不安でいっぱいだった。


しかし、私の心配もつかの間、ホストマザーの
年長さからでなく、精神からくる穏やかな波長が伝わり
私を安心させた。

あまりの安心感からいっそのこと相談してしまおうか
衝動に駆られたが

当然それは最後までしなかったけれど。



この家族、もととも母子家庭ではなかった。
ホストファーザーが心臓発作で急に亡くなったのは
去年の秋。


あれから一年未満だが生前の、私がお世話になっていた頃の
彼のエピソードが飛び出たり、なくなった後にわかった事など
ビールを片手に夜中まで語り合った。


梅干 「私がお世話になってた16年前、しらないうちに
居なくなっちゃったヒマラヤ猫の名前は何だったっけ?」


HM&HS 「ヒマラヤ猫なんて飼ったことないよ!」


梅干 「飼ってたじゃん! ホストファーザーが
半分放し飼いしてたじゃん!」


HM&HS 「いや、絶対飼ってないよ!」


梅干 「飼ってたってば! ジョンがあんなに可愛がってたじゃん!」



あぁぁ ジョンさえ居れば私の発言を裏づけしてくれるのに・・・



HS 「そういえばダディが飼ってた雑種の猫覚えてる?」


梅干 「覚えてるよ、去年あまりにも年老いて半身不随に
なったから薬で永眠させた猫だよね。」


HS 「そう、その猫。ダディが死んだ後手帳を読んだら
その日のページにいかにあの猫が特別で可愛かったか
延々に書いてあったの。」


HM 「本当、あの人らしいわよねー。猫好きだったから。」


梅干 「で、ヒマラヤ猫も可愛がってたんだってば。」


HM&HS 「だからそんな猫飼ってなかったってば!」



全員で大笑い。(ナス除く)



ホストマザー53歳。
(当時36歳)

私33歳。
(当時16歳)

ホストシスター18歳。
(当時1歳10ヶ月)


17年の歳月を経て、皆でビールを片手に
アメリカでも日本でもないロンドンで
ホストファーザーの話をするなんて誰が思っただろうか。




縁って本当に不思議だ。



その縁が私とナスにあるのか。



私達、まだまだ、捜索中。



梅干


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プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

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