FC2カウンター ロンドンの梅干 ナスのおばさん~次男妻編~

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2005-12-07

ナスのおばさん~次男妻編~

次男の嫁である、このおばさんの呼び名を実は知らない。

それというのも、彼女が話題に上がるときは決して
いい内容でないからだ。
だから皆こそこそと話し、部外者である私が「誰?」と
尋ねると「○○のお母さん」という表現になる。

伯母さんが他に2人いるので「伯母さん」という総称を
使わないのだ。

ナスから要注意マークを付けられたこの伯母さん。
実は会うのに3年の時間を要した。

それというのも、とにかく人の心を踏みつけるような事を
平気で言う人らしい。
同居していた息子達の嫁二人が絶えられず出て行った
という伝説もある。

しかし、ポポ(12月6日日記参照)という強烈キャラで
小手試しを済ませた私はそろそろ、とこの大物と対面を
密かに楽しみにしていた。

ナスいわく

「君みたいに日本からきた免疫のない人には毒」

あぁぁぁぁもったいぶらないで会わせて!!!



王子様が迎えに来てくれる日を信じ塔の中で夢見る
お姫様のように静かに待つこと3年。

その日はやってきた。

伯母さんの孫の3歳の誕生日パーティー。
しかし、自宅には人が40名近くが集まり伯母さんとの
挨拶さえもままならない。

が、発見! 噂の伯母さん!この人に間違いない。
だって伯母さんの子供である従兄弟4人全員とそっくり
なんだもん。

インド人が親族で集まるとなると通常、年代・出身国
ごとにグループが別れる。

例:

①一世組 
移民一世の叔父さん・叔母さん
主な居場所:ソファーのあるラウンジでエンドレスに
茶を飲みながらくつろぐ



②二世組
ナスのような英国生まれ。年齢が30半ば~20代
主な居場所:ダイニングでご飯を食べながらくつろぐ



③嫁組
インドから来た嫁たち
主な居場所:台所。子供の世話と台所仕事を両立
ながら忙しく立ち回る。
暇が出来るとラウンジの①に混じるが、実際に
混じるのではなく、ホステスとして同席しているだけ。


当然この日も①、②、③が揃うはずなのだが
ここは不人気の伯母さん宅だけあり、①が全くいない
のである。ものすごく不自然。

誕生会は通常通り、食事、ケーキと難なく進んだ。
男たちが固まって話を始めてしまったので私は
女の従姉妹と一緒にいた。

が、部屋を変えようといっていっぽ踏み入れたそこに
いたのだ。 伯母さんが!!!

!!!!ついに伯母さんとの対面!!!!

ところが予想に反して、伯母さんなかなか感じがいい。

普通に自己紹介をして、お約束のお褒めの言葉
「聞いてるわよ。あなたのいい評判」を頂き
普通に席に着いた。

肩透しをくらって、ちょっと安心したその瞬間!!!!


「貴方たちの家、いくらだったの?」


いきなり値段ですか?!?! それも家の?!?!


いや、しかしこんなの、ポポと問答済み。
(答えなかったけど)
今回は応用編か、と肩に力を入れなおし、いつもの回答。

梅「そういう話は避けたいので…」

ちょっとはにかんだ笑顔なんか浮かべてみる。

が、効くわけがない。



伯母 「だからいくらなの?」

梅 「I am not comfortable talking about it.」

伯母 「How much ? 」

梅 「寝室が二つしかない安い家ですよ。」

伯母 「How much ?」

梅 「街中には近いですけど…(話題変えるので必死)」

伯母 「なんでそんな街中に住むの?」
(やたっ! 成功!)

梅 「勤め先が街中なんです。通勤に便利だから。」

伯母 「そんな無意味な場所やめてうちの近辺
(インド街で空港近辺)に越してらっしゃい。
空港が近いから仕事もすぐに見付かるわよ。」

梅 「この辺もすごく素敵だと思うんですが、私みたいに
家族が身近に居ない者にとって日本の店がいっぱいある
街中に近いとすごく安心するんです。
友人ともすぐ会えますし。」

伯母 「それで、あんたの家、庭あるの?」


梅 「… 無いです。」

伯母 「庭なしで寝室2個しかない家なんか
買ってどうするの? でいくら? 150Kなの ? 160Kなの?
170K? 180K? 190K...........」

とまるで我が家がセリにかけられた状態。
開始価格が150K(約3千万円)で最高価格が
240K(約4千8百万円)っつーのが笑えるけど。
さすが田舎人。 ププッ。


私が回答拒否を決め込むと大きなため息を付き
腰を上げる伯母さん。

空気入れ替えに行ったのかな。はーーーーーと一呼吸。

と、思いきや!!!!

インド人街の物件の広告を手にして再入場!!!!

伯母さんが選りすぐった数件の詳細を一緒に
見ることになった。

この時点で従姉妹たち(伯母さんの娘たち)に助けを
求める視線を送ったが、二人とも耳栓状態。

「私は知りません顔」になっていた。

きっと子供の頃からこういう人と一緒だから、
技術が身に付いたんだろう。

ナスもなかなか登場してくれない。
気分は本当に塔に牢閉されたお姫様。
お願い助けて!!!


そんな私の気も知らず、尋問を続ける伯母さん。

伯母 「街中で仕事なんかしてないでこの近辺
(空港間近)に越しなさい。」

梅 「いや、私日本人なので街中の日本企業でないと
勤められらないんです」

伯母 「そんなことないでしょ!私たちインド人だって
立派にこの近辺で働いてるわよ。」


梅 「いや、私そこまで英語が上手じゃないですしね…」

伯母 「何言ってるの。うちの嫁だってインドからきて
英語がままならない時から働いてるのよ!(機内食作る仕事)

アナタができないわけないでしょ! 
と・に・か・く。第五ターミナルも建設中のこの近辺で
仕事がないわけないんだから、さっさと転職して
引っ越してきなさい!!!!」


ハイ…。 ここで言っちゃいました。決め台詞。

Airport related jobs pay peanuts.
And I don't want to do that.
(空港関係の仕事は給料悪いですから。働けないんじゃ
ないんです、仕事を選んでるんです。)


しーーーーーーーーーーーーん。


ナス親族そろいも揃って。

皆、空港関係者なのでした。



++++お・し・ま・い++++
3年もの間、伯母さんに紹介してもらえなかった本当の
理由が最近判明。

なんとナスと付き合い始めた当初、会った事も無い私の
悪口をこの伯母さんが言ったらしい。
ナス母は激怒し伯母さんと口を利くのを拒否した。

が、昨年になり伯母に内孫(男)が誕生したため
交流が復活した。

普段はおっとりしているナス母…。
私のこと本当に気に入ってくれてるのね…。 


っつーか伯母さんと口利かない、良い口実にされた
可能性のほうが大。

内孫ができたから復活っていうのも泣ける。
だってもう一人の孫(女の子)は今年4歳だよ!
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comment

管理者にだけメッセージを送る

梅干さんはかなり濃いキャラの人たちに囲まれているみたいですね。この伯母さんたちは、偽インド人で本当は大阪のおばちゃんたちではないでしょうか?

たこやきさんへ

実はお面かぶった大阪のおばちゃん?
それか大阪に居るのが皮被ったインドおばちゃんかもよ!

ダイエットどう?

たこやきさん久しぶり。ダイエットどう?私こりずにまたぶぎうぎ始めてみた。でもパスワード忘れて再スタートできなかったよ。しょうがないから新しくID作った。やせたらID教えてあげるよ。最近仕事めちゃくちゃ忙しいんだよ。どうしたのかなー。First time in my lifeだよ。ところでこの中で一番カロリー低いのって味噌じゃない?

味噌さんへ

カロリーが一番低いのは梅干でしょ。
ところでたこやきさんは君が思ってる人じゃないよ。私にだって君の知らない友達くらいいるのよ。フフン。
プロフィール

梅干

Author:梅干
☆1999年4月☆ 
東京でOL。
何気なく手にした海外就職情報誌で英国のポジションに関心を寄せる

☆1999年6月☆
英国での仕事が決まる

☆1999年9月☆
労働許可書(work permit)がおり、英国に移り渡る

☆2001年9月☆
同じ会社に務めるインド系英国人・ナスと交際開始

☆2003年8月☆ 
晴れて英国定住ビザが下りる

☆2004年6月☆
転職

☆2004年7月☆
ナスと西ロンドンに住居を購入。

☆2007年4月☆ 
三毛猫のミケさんが家族として加わる

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